投稿日:2026年1月24日
最終更新日:2026年2月3日
仕舞教室体験大阪

能楽教室「遊能サロン」2026年1月

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WRITER 井上貴美子
能楽師
観世流シテ方、能楽協会会員、 財団法人梅若会 (京都梅若会)所属 一般社団法人生活発創アカデミー特別賛助会員 ヒューマンアカデミー梅田校 講師 1971年東京都世田谷区に生まれる。 小学校入学時に父の実家である京都に移り、以降は京都市に在住。 能楽師である父・井上和幸(観世流梅若シテ方、能楽協会会員)の傍らで、幼少より能に親しみ、物心つく頃から謡や舞を楽しむようになる。 初舞台は4歳、謡「鶴亀」。角当行雄師に師事
能楽教室「遊能サロン」2026年1月

能楽教室「遊能サロン」2026年1月

お能は敷居が高いと思われがちですが、ゆっくりした動きがインナーマッスルのトレーニングにつながります。
世界最古の芸能として今も受け継がれているお能の世界に触れてみませんか?
お能には「謡(うたい)」「仕舞(しまい)」があります。両方することで、呼吸や足裏を意識して自分の身体の変化に気づくことができます。
前半は呼吸を意識した発声と「謡」を練習し、後半は能の基本となる「すり足」の練習です。

謡「竹生島」の練習

謡「竹生島」の練習 イメージ

「竹生島」は竜神と弁才天が出てくるお話です。春の竹生島の美しい景色を表現しています。今回練習している「ところは湖の上~」から始まり、「緑樹影沈んで、魚木に上る気色あり、月海上に浮かんでは、兎も波を走るか、面白の島の気色や」のところはとても美しいメロディーで、波を兎にたとえて表現するなど昔の人の表現力の高さが伺えます。波兎というおめでたい文様はこの「竹生島」という能が起源となっているようです。

仕舞「摺り足」の練習

仕舞「摺り足」の練習 イメージ

摺り足は能の基本。ゆっくりと動くので体幹がしっかりしていないとグラグラしてしまいます。普段意識して使うことのないインナーマッスルを目覚めさせてくれます。着物でなくても参加できるので、気軽に能の動きを体験できます。